こんにちは!蕨駅から徒歩7分、アール歯科クリニック川口芝です。
進学や就職で東京が一段と賑わうシーズンを迎えましたね。
春は心機一転の季節、気持ちも新たに生活習慣を見直すことで、むし歯0を一緒に目指してみませんか?
むし歯になるワケ
皆さん甘い食べ物が歯に良くないことは良くご存知だと思いますが、新生活のスタートに合わせ、むし歯のメカニズムについておさらいしてみたいと思います。
糖分と細菌によって、お口の中が“酸性”に
むし歯菌は歯の表面に付着した歯垢の中に棲みつき、糖分をエサにして酸を産生します。
細菌が生み出す酸でお口のpHは酸性へと傾き、酸に弱い歯のエナメル質が溶けてしまうことがむし歯のはじまりです。
おやつの取り方を工夫しよう!
糖分がむし歯の理由になるとは言っても、甘いものは疲れを取り去ってくれたり、脳の働きを助けてくれたりする効果もあり、欠かせない存在ですよね。
甘いものと上手につきあいながら、むし歯も予防したい!という方は是非おやつの取り方を意識してみてください。
①甘いものを摂るタイミングを限定する
甘いものをダラダラ食べてしまうと、お口の中が酸性に傾く時間が持続してしまうため、歯に良くありません。
甘いものを摂る時はなるべくまとまった時間で食べ、歯の再石灰化を促し、食後に歯を磨く習慣を身に着けましょう。
むし歯になりやすいおやつ
ソフトキャンディー・キャラメル・飴・ラムネ・チョコレートなど
むし歯になりにくいおやつ
プリン・ゼリー・ヨーグルト・パン・おせんべいなど
意外とむし歯になりやすい飲み物を知ろう!
むし歯になりやすい飲み物というと、甘いジュースを想像する方が多いと思いますが、実は甘い飲み物だけではありません。
今回はちょっと意外な「むし歯になりやすい飲み物」をご紹介したいと思います。
炭酸飲料
糖質に加えて酸性度が高いため、かなりむし歯になりやすい飲み物と言えます。
梅酒・レモンサワー
レモンや梅など、酸性度が高い代表的な食品が含まれている飲料はお口が酸性に傾きやすいと考えられます。
“甘くないから”といってレモンサワーをダラダラ飲むとむし歯リスクがアップします!
スポーツドリンク
スポーツドリンクには、意外にも多くの糖質が含まれているため、むし歯菌が活発になりやすい飲み物です。
ビール・ワイン・日本酒など
原料に酵母を加え、アルコール発酵させて作るワイン、ビール、日本酒などの醸造酒は実は糖分が多いものです。レモンサワーと同様“甘くないから”と言って飲みすぎには注意しましょう。
ステファンカーブを知ろう!
人間のお口は、お食事を摂って一時的に酸性になったとしても、だ液の力で中性にもどるようにできています(緩衝能)。
このように酸性に傾いた口の中の環境が、元の状態に戻ろうとする過程を「ステファンカーブ」で表すことができます。
このように歯は、酸性に傾いた時に歯が溶け出す脱灰と、中性に戻ると溶けだした成分を補う再石灰化を繰り返しています。
再石灰化の時間をきちんと設けることで、むし歯になりにくい習慣作りを心がけてみてもらえればと思います。
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